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家の作りやうは、夏をむねとすべし

「家の作りやうは、夏をむねとすべし」は兼好法師の『徒然草』の一節で、住まいづくりに携わる方によく引用される有名なフレーズです。 最近はこの「夏をむねとすべし」を断熱性能の考え方として引き合いに出すケースが多いように思えます。 今回は「夏をむねとすべし」を住宅の維持保全の観点から捉えてみたいと思います。 ■日本の夏の特徴は暑いだけなのか? まずは夏を定義します。 吉田兼好が生きたのは700年以上前で […]