住宅購入前に「老後2000万円問題」を考慮し、住宅ローンと上手く付き合う?!

住宅ローンを組んでご自宅を購入する際には住宅ローンの完済後の生活をイメージしておく事が必要です。最近は住宅ローンを借りる年齢が上昇しており、老後の暮らしに悪影響を及ぼす可能性があります。晩婚化に伴う借入時点の平均年齢の上昇、住宅価格の上昇(借入額の増加)、物価上昇リスクなども考慮して返済期間の長期化には注意をしてもらいたいと思います。 ■不動産購入前に知っておきたい「老後2000万円問題」について […]

マンションだって過度な重さは耐えられない!

最近、アメリカのフロリダ州のマンションの一部が崩壊した事故がありました。 どんなにしっかりとしたマンションでも設計の段階で使用される部屋の用途にあわせ その部屋に合った積載荷重を参考に構造計算して柱や梁、床のサイズが決まり建てられています。 原因は分かっていませんがマンションは工事中で重い重機が乗せられていたのではないかと言われいます。 どんな建物でも予定外の負荷がかかっていたとしたら建物は悲鳴を […]

テレワーク可能な部屋探しのテクニック

最近のお住まい探しでよく聞くご希望は、「テレワーク用の部屋が欲しい」「小さくてもいいから書斎があれば」といった部屋数に関する条件が多くなっている気がします。 実際にテレワークをしていると、家の生活音がweb会議に入ってしまったり、背景に洗濯物が映りこんでしまう、子供が顔を出してしまう、といったことが良くありますね。 やはり、仕事用の独立したスペースが欲しいというのは、当然のニーズになるかと思います […]

その消火器 使って大丈夫ですか??

古くなり腐食などが進んだ消火器を操作した際に消火器が破裂し、負傷するなどの事故が発生しています。消火器には耐用年数がありますが、腐食しやすい環境に放置するなどで保守管理が不十分だと、経年にともない強度が低下して危険となります。消火器本体の変形や腐食、サビがないかなどを日頃から点検して、異常がある消火器は引き取り回収に出し、新しいものを用意するなどして、きちんと使えるようにしておきましょう。 消火器 […]

気に入った物件は、まず「申し込み」を

物件の下見をして、気に入ったら不動産購入申込書(買付証明書)を記載し、提出してみましょう。 買主側の立場で言えば、「物件の申込み」は、交渉のスタート地点です。購入の意思表示をして、結果として条件が合わなく契約に至らなかったとすれば、その申し込みには拘束力がありません。 もう少し具体的には、買主が申し込みして価格その他の購入条件を詰めていって、売主と買主の合意が出来たら、そこで初めて契約に至ります。 […]

「築30年以上」の中古マンションを検討する際の注意点!

中古マンションの購入を検討する際、「築浅or駅近」という選択肢で迷われる方が多いように感じます。マンション購入の際には、最寄駅から近いほうが価格は高くなる傾向がありますが、築年数が経過するとその価格は低下する傾向がありますので、判断が迷われるところだと思います。そのような状況から、今回は駅近の中古マンションで築年数が30年以上の不動産購入時の注意点をご紹介したいと思います。 ■「築30年以上」の中 […]

土地の土砂崩れを防ぐ擁壁の種類

大阪で崖の上の住宅が崩落したニュースが報じられていますが何が原因かはまだ分かっていませんがいろいろな憶測が言われています。 このニュースは他人事ではありません。 お住まい探しの際、気に入った家が崖の上や崖の下にある場合どうしますか。 物件選びの重要なポイントにもなる擁壁の基礎知識をご紹介します。 擁壁とは? 高低差のある土地で、側面の土が崩れるのを防ぐために設置される壁状の構造物です。 高台や丘に […]

家の作りやうは、夏をむねとすべし

「家の作りやうは、夏をむねとすべし」は兼好法師の『徒然草』の一節で、住まいづくりに携わる方によく引用される有名なフレーズです。 最近はこの「夏をむねとすべし」を断熱性能の考え方として引き合いに出すケースが多いように思えます。 今回は「夏をむねとすべし」を住宅の維持保全の観点から捉えてみたいと思います。 ■日本の夏の特徴は暑いだけなのか? まずは夏を定義します。 吉田兼好が生きたのは700年以上前で […]

水災害に強い街づくり―主体的な避難の推進―

気候変動による降雨量増加や海面水位上昇等により、水災害は頻発・激甚化しています。都市部でも浸水が発生する可能性があり、政府は水災害に強い街づくりを推進しています。前回お伝えしました「水災害に強い街づくりー都市再生特別措置法の改正―」では、都市再生特別措置法の改正を通し、危険地域の新規開発規制や浸水リスクの低い地域への集団移転等の土地利用の規制を実施していることについて紹介しました。 しかし、このよ […]

「所在」は住所とは違う?

不動産のチラシには物件の「所在」が書かれています。ところが、この所在をカーナビの住所に入れて現地に行こうとしも「不明」と出たり、まったく辿り着けなかったりすることがあります。 実は、「所在」というのは、法務局が公図に基づいて地番を振って管理している番号の事で、市区町村が一般的に管理している「住所」とは異なる場合があります。 エリアによっては所在と住所が同じところもありますが、番号などが違うことも決 […]

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